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会社に入社。そして退職。
私も以前は適職、天職を探す1人のサラリーマンでした。学生のころから「自分に適した仕事はなんだろうか?」と つねづね考えていたものです。しかし見つからない、わからない。そしてそのまま就職活動を行い、とあるIT系の 会社に入ることになります。
当時の私はメールの添付方法もわからないぐらいにパソコン音痴でした。ネットサーフィンしかできません。 しかしやる気が認められてか?合格。1社しか受からなかったので、そこに入社することになります。
結局、わずか半年で辞めることになります。仕事はまったく面白くなかったですし、 お給料も低い。この先5年、10年と同じ会社で働いているビジョンが全く見えてこなかったからです。
だったら入社するなと言われそうですが、1社しか受からなかったので選択肢はありませんでしたし、 正直、会社なんて入ってみるまでわからない。というのがいまでも思う本音です。 入った部署によって人間関係は違いますし、仕事の雰囲気なんて、やってみるまでわかりません。
30歳近くになったいまでこそ、それ(わからないことを)調べることこそが仕事だ。なんて思えるようになりましたが、 それでも、転職先の仕事内容をことこまかに理解するのは、相当難しいでしょう。
ましてや。「調べる」なんて考えられるのは5年以上社会人生活をやっているいまだから思えるのであって、 当時、学生だった私にそんな考えが出来るはずがありません。 「調べよう!」と考えるところまで行っていたとしても、何をどうすべきかわからないので、実行できなかったと思います。 ここにまず適職・天職を探す矛盾点があります。
適職と思えるような仕事を探すには、その仕事場のことを深く理解したほうがいいにも関わらず、それがわからない現実。 そして調べようと思っても、それすら難しい現実。 適職を探したいけど、探し方がわからない矛盾、その解決方法。
ただ・・・このとき入社した、会社には大変感謝しています。たった半年ですが、とにかくビシビシ鍛えられたので パソコンのスキルを構築することが出来ました。
ドラッガーとの出会い
そして次の転職先もないまま、会社をやめた私は派遣社員になります。この時点でけっこう背水の陣です。 派遣社員を選んだのには考えがありました。 「次に転職をしても考えがまとまっていないので、また辞めてしまうだろう。だったら派遣社員となってアフター5の時間に とことん考え詰めよう」と思ったわけです。
私の場合は、このやり方が非常に上手くはまりました。残業のない職種を選びましたので、夜の時間はバッチリ自分の時間にあてることができます。 以前の会社では、疲れきっていて、自分のスキル構築や考えをまとめることすら出来なかったので、それからすると大きな違いです。 このときに出会ったのがドラッガーの本です。ドラッガーの本を読んだことが1つの大きな転機になります。
違うページでも紹介していますがドラッガーの『仕事の哲学』を読んで深く感銘しました。 いままで悩んでいたことに、この本が答えてくれていたからです。
「自分の弱みに焦点をあてるな、強みに焦点をあてよ」
「資質を変えることはできない、周りの環境を変えるべきだ」
みなさんにとってはあまり何も感じない言葉かもしれません。しかし当時の私にとっては、仕事を見つけるうえでの 本質を突いた感慨ぶかい言葉だったのです。なにせ世界の経営学の第一人者であるドラッガー氏が書いていることなので 、説得力があります。彼が強い気づきをくれました。
ここから、私の適職探しが始まります。